●梅川紀美子・Nゲージ情景(京福沿線風味)●
京福電車は京都の端っこを走っている電車です。
前回のトーマス情景はサイズが大きくて置き場所に困った経験上、
収納する棚の高さや幅を測ってから臨みました。
サイズは写真内のカッティングマットの目盛りでご想像ください。
サイズが小さいので、短い車両を走行させる線路(カーブC177)を使っています。
このカーブ線路では、新幹線などの長い車両は走行できません。
みなさまの鉄分補給になれば幸いです。
(制作初日) |
|
・テクスチャーを作る素材を確認します。 |
|
・さて、制作開始です。 粘土を盛りつけるエリアを細いペンで描き込みます。 ・その後でも前でもいいのですが、 ハリパネのスチロールっぽさを消すためと、 粘土の接着力を強めるために ジェッソで土台全体を薄く塗ります。 乾かしてもう1回塗ります。 2回塗ることで、塗りムラを防げます。 |
|
・山に粘土を盛りつけた段階で、素材を置いてみます。 走行する電車が当たらないように確認をするためです。 この段階で、山が少し大きいのがわかったので 当初に考えていたよりも、木の位置を変えました。 木は裾を粘土で固めて設置します。 線路は接着しません。 |
|
・家の土台と地面の高さも粘土で揃えます。 | |
・粘土を盛ったら、走行テストをしてみます。 電車が素材に当たらないことを確認。 少しでも当たる場所は粘土が乾く前に直します。 |
|
・ここで再考。 (ここまでの制作が1日) |
|
(1週間後) |
|
(数時間後) ・ボンドが乾いたら、接着されていないパウダーを 払ってのけます。 |
|
・同様にボンドを塗りながら、ライケンを貼ります。 |
|
・水車小屋を山に置いてみました。 |
|
・なんか、ほら。臨場感が出てきました。 |
|
・裏庭です。 | |
・情景の後ろ側には小川もあります。 | |
・神社も参道も作っていませんが、 その存在を感じる鳥居(手作り)を設置。 凹みに濃いライケンを置き、山道を表現しました。 |
|
・子供から「こだわりリクエスト」があり、 裏庭に「青いゴミ箱」を置くことにしました。 先述の白い粘土を使用し、楊枝を使って細工します。 |
|
・バスに付属していた郵便ポストが赤無地だったので |
|
・水車小屋の池の表現を付け加えました。 屋根には汚しを入れました。 写真ではわかりにくいですが(^^;) |
|
・線路を敷く場所や周囲を土色で塗ります。 |
|
・数度塗装後の様子 | |
・線路を置きます。 バラストで固めてもいいのですが 今回はメンテがしやすいように、 線路を取り外せるようになっています。 走行中に動かないよう粘土でサポートしています。 |
|
・走行テストをします。 京福なので、京阪バスも置きます。 |
|
・今回の情景には、エンドレールも忘れず設置しました。 トーマスのときに教えてくださった方 どうもありがとうございました。 |
|
・いろいろな短い電車で走行実験します。 |
|
・既製品の駅は富士山仕様だったので、 富士山の絵と駅名を消しました。 |
|
・いろいろ、妄想ワールドの部品を設置します。 無人踏切(購入したもの)も設置しました。 発泡パネルをカッターナイフでカットして アクリル絵の具で塗って、踏切の構造を作りました。 |
|
・同スケールの車も置いてみました。 |
|
・京都市バスも必要な気がしたので、置きました。 | |
というわけで 皆様も情景作りを楽しんでくださいネ♪ |